パウダー系として、待ちに待ったボードで、開発コンセプトと私の滑りはマッチングしており、新雪パウダーはもちろん圧雪性能も白の標準トリニティに近い滑りが可能。
フロントボードの特徴としては下から有効エッジまではフレックスはミディアムで有効エッジのボード中央からミディアムソフト→ソフトと、カービング時のエッジングを犠牲にしないため有効エッジを敢えて下げる形になっており、形状的には有効エッジまでは白の標準トリニティでフレックスはミディアム、キッチリとカービングの仕事をします。そして中央から先端にかけてフレックスが柔らかくミディアムソフトからソフトになり新雪パウダー性能を上げて浮きと気持ち良さを両立。
結果としてパウダー系としては最高な心地よさがありながら、圧雪も犠牲にしない構造になっています。
リアボードはパウダー系では定番のスワローテールで、特徴としては有効エッジの長さを犠牲にせず、短くできてフロントの浮きを補助し、パウダーのコントロール性を最高に引き出します。
ただスワローテールは尻が割れている分フレックス的には柔らかくなるため、特にハイスピードでの圧雪カービングの弱点になります。ただ、このボードはその弱点を最小限に抑えるためキャンバー形状にしてます。
そして撓りと粘りの竹をコア材に使用してるためその弱点は利点に変換され、セッティング次第でカービングも最強になりえます。
先端の曲げた感じではスーパーフィッシュボードのフレックス ソフトと同じくらいでした。実際は少し硬いかもしれませんがスーパーフィッシュより大きい分、同じくらいなのかもしれません。
ソール面も真っ白のホワイトアロー。
横から見るとフレックスの変化がわかります。
今シーズン仕様はホワイトアローとブッシュはブッシュレスではなく写真を見て分かる通り標準的仕様。
ブッシュの特徴についてスノーモトのスタッドボルトセットでチタンです。(普通のが売れ切れのためチタンを買いました。。。)
ブッシュはエーテル系ウレタンの硬度95で硬い。エーテル系の特徴で耐水性と耐寒性がとてもよく、そして硬い。これによりブッシュレスに近い性能を発揮できます。
大きさは30㎜φの高さが15㎜で軽量で1個10gほどです。
昨シーズンまでブッシュレスでアルミや樹脂を使用してましたが、今シーズンはボードの負担を考えてこの使用にしました。
フレームは買い替える予定でしたがARのVersion4が入荷未定のため現状のものを改良しました。トリニティ用にインサートホール位置を追加してモト用を外しました。
モト用の位置でも穴をあけて取り付けれましたがリアのフレックスが柔らかくなりすぎそうなため、また開発コンセプト的に位置はココだと思い変更。
スクートフレームの標準インサートホール位置でも、スワローテール部分のフレックスが柔らかめのため、問題なく楽しめると思います。
フロントはこの位置ではなく一つ下げました。
フロントのフラットロッカー、、
いい感じですね。
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