キリンの風

スノースクートとスノーモトの違い (2024.11更新)

2024.11.5

 

スノーモトとスノースクートの違い

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スノースクートとスノーモトの違い

スノースクートとスノーモトの違いは今と一昔前ではだいぶ違いました。

見た目だけで言うとシートブーム(椅子みたいなもの)の有無ですが、乗り比べるとだいぶ違うと思います。スノースクートとスノーモトを所有していた時はスノースクートからスノーモトにその日に乗り換えた時は乗り方を戸惑います。デッキの高さの違い等と見た目が同じに見えても細部が所々違っていて、それが乗り味に影響してきます。

ただ、ここ数年前くらいからスノーモトがスノースクートの乗り味に近くなってきたため、4年程前くらいの試乗会でスノーモトに乗った時、あれ、、、違和感がない、、、と思いました。

昔はフレームデッキの高さ、ヘッドアングルの違いや、ハンドル位置の違いなどで、乗り味に大きく違いがありましたが、

2020-2021年モデルくらいのモデルからデッキの高さが同じくらいになり、ヘッドアングルの変更等で、乗り比べても違いが感じられなくなりました。

なので今と昔ではスノーモトフレームは、だいぶ違うということです。

初心者の方は、昔のフレームをオークション等で購入する事はやめた方が良いと思います。

同じくスノースクートフレームも大昔の物がありますので、初心者の方は優良ショップ等で購入をお勧めします。

上記に記載してある通り、最近であればスノースクートとスノーモトに大きな違いはないと思います。

違いはボードの開発コンセプトの違いと使えるボードの違いだけです。

スノースクートボードとスノーモトボードはそれぞれ開発コンセプトが違いますのでボードによって大きく違いが出ます。

 

スノースクートとスノーモトを乗り比べてみると、

スノースクートとスノーモトの乗った感じの違いは

スノーモトは倒し込んだ時にフロントボードとリアボードのエッジングの接地感が同時で、楽にオートマチック的にカービングができます。

スノースクートは倒し込んだだけではエッジングの接地感が薄く、カービングする際は、まず倒し込み時はフロントに荷重をかけ、そしてリアボードに荷重をかけていく感じで、マニュアル感覚で操作します。スーパースポーツバイクのコーナーリングに似た感覚かもしれません。

 

スノースクートはフリースタイル的で、どこでも自由にをコンセプトに

そして操作感はマニュアル的で前後ボードを地形や雪面に応じ、荷重を変えて操作します。そこがフリースタイル的で楽しいのです。カービング時では傾斜や地形によって前後ボードをきっちり雪面に食い込ませてカービングを楽しむこともできます。

 

スノーモトはガービングを楽しめ

操作感はオートマチック的で荷重は前後ボードの中心に置くことで、自然に前後ボードを使い、綺麗にカービングを決めることができます。

 

以前はスノーモトとスノースクートを所有して、気分によって変えた時期もありましたが、操作感が全く違うためスノースクートのみになりました。ただ最近のモデルは同じ感覚で乗れるため、乗ってみたいボードがあると迷います。

 

スノーモト

  1. スノーモトには 椅子(シートブーム)があり、足を半固定するストラップがない(2013年式からバンプーストラップと言う名称でストラップが付きます。
  2. デッキパット(足を置く部分)と地面の高さがスノースクートより高い。(少ない力で倒しこみができ、カービングしやすい)※最近のモデルは高さが同じくらいになっています。好みでブッシュを変えて高さ等の調整できます。
  3. ボードが違う。『最近は形状が似てきてますがそれぞれ個性があり、どっちも面白い。』
  4. フレームとボードの取り付け位置の違いでモトの方がボードのフレックスが柔らかく感じます。

 

スノースクート

  1. 足を半固定するストラップがあり、椅子がない。
  2. デッキパットと地面の高さが低い。(不整地や新雪パウダーでの安定感)
  3. ボードの形状が違う。(モトの3と同じ)
  4. フレームとボードの取り付け位置の違いでボードのフレックスが少し硬く感じられます。

※4・5年前まではフレームもボードもけっこう形状に違いがあり性能も乗りにくいものもありますので、特に初めての方は古い中古を買うのは注意が必要かもです。

 

スノーモトの椅子(シートブーム)は、あると倒しこみが楽になります。またトリック的なことも楽に出来たりします。

ただ、モト乗りの方で取り外して乗っている方もおられます。

2013-2014シーズンからスクートと同じようなストラップが取り付けられているため椅子(シートブーム)がなくても問題なく操作できます。

新雪・深雪やパウダーを滑るのはあまり必要ないと思いますが、圧雪バーンなどのところでは有効ではあります。

最近はワイドボード化しておりターン時にある程度の力が必要になります。シートブーム(椅子)がある事で少ない力でターンが出来、そしてターンのきっかけも容易に出来ます。

椅子(シートブーム)は座るものではなく足の膝とくるぶしの間くらいの部分で挟んで半固定します。3段階に高さ調整できるので自分の好みに合わせます。

スノーモトの2012年式以降のモデルは標準でストラップが付いてませんので椅子を取る場合はフットバー(他社製)で足を半固定すれば体重移動して曲がることができます。

私は長時間滑ると足が痛くなったり、新雪や不整地では少し邪魔のような感じなので外して乗ってました。

2009年式のスノーモトに乗っていたのでの、純正ではありませんがブットバーを取付けて足をそれで半固定したら、私的には滑りやすかったです。

私はスポーツ系バイクに18年近く乗っていてバイクに近い椅子があった方がバイクのコーナーリング感を楽しめるかと思いスノーモトから始めましたが、結果的に椅子は外しました。

 

2. デッキ(足を乗せる部分)と地面の高さ

これは乗り味にかなり違いが出ます。

高さがある分、倒すのが楽になります。ですからクイックに曲がることができ、少ない力でエッジを利かすことが出来ます。

スノースクートよりクイックかつスピーディーに滑らす事が出来ます。圧雪バーンはスノーモトの方が良いですが新雪や不整地では低い方が安定するような感じです。さらにボードによって、より差が出ますのでどちらが優れているかと言うよりボードで良し悪しもあります。

※デッキの高さは、現在のモデルでは同じくらいになってます。

 

3. ボードの形状

スノーモトといえば昔はナローボードで、ボード形状等により新雪・深雪やパウダーは不向きです。スクートはG1ボード、幅はナローボードよりありましたが新雪・深雪やパウダーを滑るのは、当時難しいものでした。

ここ数年スクートもモトもワイドボードが主流になりスノーボード同様に新雪が滑りやすくなっております。またフロントボードのが長く大きいものが主流になってきており、これは長い方がより安定してカービング等を楽しめるからです。

ボードはスクートもモトもそれぞれ似たような性能や形状がでているので、最近は差はないように思いますしスクートとモトどちらにも装着できるボードもあります。

外観的にはとても似ていますが、メーカーコンセプトの違いで操作感がだいぶ違います。

ボードについてはスノーモト、スノースクート両方に装着可能のものもあります。もちろんどちらにつけても楽しく乗ることができますが、結論から言うと商品のコンセプトを理解して購入する事が重要だと分かりました。

 

スノースクートは純正のjikkモデルに加え、オリジナルモデルが2ブランドあります。

TORINITYSNOWBIKE.TECH

この2ブランドはスノースクートフレームもオリジナルがあります。

どちらも人気でスノーバイクを知り尽くして、自らテスト滑走をして開発しているため、

素晴らしいボードやフレーム等のオリジナル品があります。

 

どっちを買うか悩んでいる方 

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