キリンの風

スノースクート AR ver.3フレームとARIEL Volleyボードレビュー

2022.04.17

ARのver.3フレームはトリニティボードだけてはなく通常のスクート用ボードも取り付けできるようになっているため、ARIEL Volleyボードも取り付けできます。ただ注意が必要なのが、取り付けできないものもあるみたいです。

乗り味はハンマーヘット形状でお馴染みのスノーモトの刀に近い感じですが、そこにスクートのスリースタイル的な要素が加わって、より自由度が高くカービングだけではなく、壁当てや地形遊びが楽しくなる設計になっています。

刀typeRボードは倒しこむとフロントボードとリアボードがオートマチック的に自然に雪面に食い込みギュインとカービングができますが、ARIEL Volleyボードはまずフロントボードを先に雪面に当て込んでギュインと撓らせて、次にリアボードを当て込みギュインとカービングさせる感じで、マニュアル感覚な操作が必要になります。なので自由度が高く遊べるボードなのです。

刀typeR同様に横方向にギュインとカービングするのがとても楽しく、なおかつフロントが壁に対して綺麗に撓むため、壁当てや地形遊びが面白いくらい決まります。

パウダーボード、圧雪ボード、そして遊べる第3のボードが流行るのではないでしょうか

このボードは面白くてハマること間違いなしですね。

スーパーフィッシュ340レビュー

2022/03/13

カービングの季節です。

スーパーフィッシュ340

前モデルもパウダー系オールマウンテンなのにカービングに定評があって、とてもがありました。スノーボードのMOSS snowstick PT に似た性能でパウダー、圧雪カービングとどちらも優れています。

前モデルと比較して何が変わったのか、

フロントボード最大幅が320mmから340mmなって驚いたのは340mmからの強力な有効エッジによる雪面の食いつきが半端ではない事、、有効エッジからノーズにかけてパウダーライドの良さを活かすため有効エッジを前モデルより下げて強力なエッジングとパウダーライドを両立させてます。まずこの部分が驚きました。

さらにリアボードもフロントに劣らない雪面の食いつきが続きます。やはり全モデルよりも鋭いカービングを実現してます。

シャークボードとのコンビネーションは必要なくなりました。

正直なところ、まったく期待してませんでした。

が、、

試乗して何これ、、、です。

カービングだけ改善してパウダー性能は、、と思いますが、

形状を見てもフロントボードは上記の通り初期モデルのソフトフレックスのメリットを活かしています。

そして340mmからの浮力は前モデルを上回ること間違いなしです。

私好みに進化しました。

来シーズンのパウダーランが楽しみです。

スノースクート スーパーフィッシュ340装着 滑走レビュー

2020/03/12

スノースクート AR4フレームにはそのまま装着できないので、インサートホールの追加もしくは独自にプレートを作って装着します。

今回はすぐに滑りたかったのでプレートを作りました。

スノーモトのインサートホールを固定用として利用します。

乗った感じですが、試乗会で試乗した感じと同じで、いい感じに仕上がりました。

カービングはしっかり雪面にフロントボードそしてリアボードと食らいつき、春のカービングの季節にはピッタリなボードです。

もちろんハイシーズンはボードの特性を活かしたパウダーランが楽しみです。

2021-2022 スノーモトフレームについて

2022/03/05

今回の試乗会でいろんなボードに乗った時に、フレームはスノーモトフレームで普段はスクートフレーム(AR4)なのに、なんの違和感もなく乗ることができました。

以前までは数回滑って慣れてくるかんじです。

毎年マイナーチェンジしているスノーモトフレームですが、今シーズン久々に試乗会に行ってビックリでした。

いろいろと細かいことはメーカーホームページを見てください。

驚いたのはデッキの高さがスクートと同じ感じになっていていました。

いつのモデルからか分かりませんが、

とても乗りやすく違和感なく試乗出来ました。

モトフレーム、

スクートフレーム、

乗り比べた感じはインサートホールやブッシュの違いの差くらいで、どちらも違和感なくて変わらなかったです。

スノーモト KATANA TYPE-R Metal ボード 試乗レビュー

2022/03/05

KATANA TYPE-R Metal ボードを試乗しました。

スノーモトの看板商品で、モトユーザーから絶大な人気を誇るカービングに特化したボードです。

このボードは初めてで、楽しみにしてました。

ハンマーヘッド形状です。

試乗してすぐにカービングが決まりました。

ニュートラルでカービングを意識せず、簡単にカービングがオートマチック感覚でできます。

そしてKATANA TYPE-R Metalですがフレックスがハードになっており、よりハイスピードでギュインギュインと心地よく不安なくカービングができます。

深い倒しこみによるカービングも簡単に決まります。

初心者の方でもと言えば少しオーバーになりますが、コツをつかむと面白いようにカービングが決まると思います。

ボードもバンブーば効いているのが心地よい撓りがあってカービングの時にギュインと撓って、本当に気持ち良かったです。

フレックスがハードと言うこともあって、もっとボードに負荷をかけてみたかったのですが、急斜面がなかったので、残念ながら試せませんでした。乗った感じでは急斜面でもガンガンにカービングで攻め込めるボードだと思いました。

これからの春のカービングの季節は、必須ボードになりますね。

楽しいボードです。

楽しくて、もっと乗っていたかったのです。

ホームゲレンデが幅の広い大きなゲレンデだと絶対に必要になるボードだと思います。

スノーモト ESPRIT172ボード試乗レビュー

2022/03/05

スノーモト専用ボード ESPRIT172 (エスプリ)を試乗しました。

スノースクートフレームには装着できません。

そしてスノースクートのAR4フレームに装着して試乗もしてみました。

(ボードはスノーモトビートルオリジナル品ですのでAR4フレームに装着できました。)

まずこのボードの特徴はリアボードが短いのにカービングが綺麗に決まります。またパウダーも問題なくパウダー系のボードのように滑走できます。

とてもコンパクトで扱いやすく、パークや地形遊びやツリーランを含めてオールマウンテンをハイスペックで楽しめるボードです。スノーモト専用フリースタイル系ボードです。

コンパクトでとても乗りやすく遊べるボードで、これなら初心者の方でも乗りやすく上達も早いのではと思いました。

さらにスーパーフィッシュと同等のカービングとパウダー滑走が出来て、このボードを選択して間違いないと思います。

写真の撮った方向でエスプリが大きく見えますが、実際は同じ大きさでした。フロントボードの長さは、スーパーフィッシュボードの方が数センチ長く、先端の尖った形状の差です。有効エッジ等と形状はほぼ同じです。

リアボードもピンテール形状を無くした感じで短くなってます。

有効エッジは若干エスプリの方が長い感じです。

ベースはスーパーフィッシュでフリースタイル系に進化したモデルと言えます。

壁当てや地形遊び、ツリーランそしてパークが好きになります。

カービングもしっかり食いつき、そしてパウダーも間違いなしのボードです。

ちなみにモトフレームとAR4フレームと両方試乗しましたが、同じように違和感なく乗れました。

スノーモトTHE DAY スーパーフィッシュ340ボード試乗レビュー

2022/03/05

フルモデルチェンジしたスーパーフィッシュボード、

スーパーフィッシュ340

コロナの影響などで、入荷が遅れて来シーズンモデルになりました。

試乗会にて試乗しましたのでレビューします。

何が変わったのか、正直なところ最大幅が320mmから340mmに大きくなると聞いて、浮力が上がって倒し込みが少し重くなるだけではと期待はしてませんでした。

が、、、

試乗と形状、そしてフレックスも見てびっくりしました。

全モデルでも定評のあるカービングが格段に良くなり、雪面に食らいついて離れません。今回スノーモトで人気の刀に初めて試乗してニュートラルに乗ってターンした時、勝手に雪面に食らいつき、簡単にカービングが綺麗に決まります。深い倒し込みも簡単にオートマチック感覚でできます。それに対しスーパーフィッシュ340はマニュアル感覚になりますが、雪面の強い食いつきが刀に近く、、そっくりな感じで驚きました。

これパウダー系オールマウンテンボード、、、?

前モデルと同じミディアムフレックスですが、有効エッジ部分が良い硬さで雪面を離しません。今回のボードは有名スノーボードメーカーで製造しており、品質や性能が格段に良くなったと思われます。

また前モデルの初期モデルにフロントボードのみソフトフレックスの設定があり、パウダー好きの間ではソフトフレックスが好みの方も多く、その要望も応えてくれます。

今回のフルモデルチェンジはミディアムフレックスのみですが、ソフトフレックスの良いところを取り入れています。これは大きなポイントで、フロントボードの有効エッジを全モデルより少し下げて有効エッジを強化してます。そして有効エッジからノーズ部分までを浮力や感触を優先してソフトよりにしてます。ただミディアム好きが嫌がるようなソフト感は無く上手に融合してます。本当に良くできてます。

上の画像で有効エッジが下がってノーズ形状が変わっているのが分かると思います。

また全モデルオーナーは少しがっかりするくらいフロントボード形状が大きく変わってます。

このモデルチェンジで更に鋭いカービングとパウダー走行が可能になります。

試乗して本当にビックリしました。

このボード本当に欲しいです。

スノースクートフレームにも装着可能です。

新スノースクートフレーム SNOWBIKE.TECH LABO (ラボ)

2022.02.27

来シーズンのボードを試乗する際にLABO (ラボ)フレームを使いました。

このフレームの特徴はSNOWBIKE.TECHの0から設計したオリジナル品で国産です。なので価格は約17万~20万)ほどだそうです。(made in Japanで完全オリジナルなので高価です。)

特徴としては完全なオリジナルフレームでインサートホール位置の自由度も大きく、スクートはもちろんスノーモトボードやトリニティボード(AR専用)も取り付け可能になります。

また購入する際に自分でインサートホールの場所や数、そしてヘッドアングルも好みの角度にすることができます。。自分好みの設計が可能な完全オーダーメイドフレームです。どのメーカのボードもコンセプト通りに装着可能。

見た感じ重量が気になると思いますが、jykk標準フレームと持った感じですが変わらない感じです。実際は測ってないので正確には分かりません。

また見て分かる通り剛性は、すごくあって安定感は半端ないです。

完全オリジナルなので、乗る前は癖があるのではと思いましたが、ぜんぜん同じように乗れて、すごく乗りやすいフレームです。違和感なく乗れました。

スノースクート THE POW ボード 試乗レビュー

2022/02/27

SNOWBIKE.TECH より来シーズンモデルのパウダーボード THE POW ボードを試乗しました。

SNOWBIKE.TECHよりパウダーボードTHE POW(ザ・パウ)が発売されます。

スノースクート用になります。

試乗したのはSNOWBIKE.TECH LABO(ラボ)フレームに装着したTHE POWボード。

フロントボード最大幅355mmとパウダーの浮きとリアのフィッシュテールの安定性とコントロール性は間違いありません。

試乗した日は新雪パウダーはありませんのでパウダー性能はレビューできませんが、形状からは間違いないと思います。

フロントボード最大幅についてですが、初代スーパーフィッシュが330mm幅ほどで、ホワイトアローが335mm幅、そして今シーズンモデルチェンジした2代目スーパーフィッシュの340mm幅、今回試乗したザ・パウの355mm幅となってきています。全長も長くなっている傾向です。

ショップなどによくある問い合わせは、どれが一番浮きますか、このボードより浮きますかなどが多いそうです。物理的には一番面積が大きいものが浮きますが、初代スーパーフィッシュからザ・パウまで大きく変わることはないと思います。重要なのは 数あるパウダーボード中で浮力ではなくパウダーでどう滑るのか、どういう滑り方が好きなのか、また柔らかい雪面をどう感じたいのかです。

ただ試乗出来ても、その日がパウダー滑走が試せるというのはなかなか難しいですし、どれが自分に合うパウダーボードなのかは分かりません。人に聞いても感じ方は人それぞれなので参考にならないなどと、難しいのが現状です。

最新のパウダーボードでホワイトアロー、スーパーフィッシュ340、ザ・パウ、を比較してみます。

どれが優れているか、ではなく好みの問題だと思います。

特徴としてスーパーフィッシュはピンテール形状になっていてパウダー上でのカービングは気持ちよく雪面上でスピードを落とさず柔らかい雪面を崩さず(最小限に抑える)気持ちの良いターンができます。だた私個人的な経験上ですが超ハイスピードになるとコントロール性が難しく感じることがあしました。これに対してホワイトアローとザ・パウはスワローテールもしくはフィッシュテールの支点が2つのためハイスピードでのコントロール性が優れます。またテールの雪抜けが良くスピード安定性が良く減速しにくい。ホワイトアローはグラデーションフレックスのノーズの撓りが気持ち良く、その柔らかな撓りを犠牲にしないために有効エッジを中間に下げてしっかり有効エッジを使い圧雪カービングを実現したモデル、パウダーの王道スワローテールが特徴でしっかりと柔らかい雪面を感じ取れるボード、柔らな雪面を犠牲にせず他のモデルより1つ上の柔らかな雪面を味わえます。ザ・パウは最大幅を活かした絶対的な浮力と安定性です。またフレックスもハードよりになっているので圧雪でも気負うことなくガッツリ滑れます。フロントボードの全長はホワイトアローより見た感じですが5・6cmくらい短い程度(10cm未満)短くなった程度です。形状からもノーズが尖ってない分です。

試乗レビュー

ボードFlexはミディアムとハードの間くらいに感じました。

圧雪を滑ると、とても安定していて、カービングも問題なくしっかり決まります。ただ最大幅355mmなので乗り換えた際は倒しこみに少し重たく感じましたが何回かターンしてると気にならなくなりました。

圧雪しかないところでもストレスフリーで気持ちよく滑れます。flexがミディアムハード的な感じが良いのかもしれません。パウダーを気持ちよく滑った後でも圧雪をガンガン滑れますね。

試乗したフレームはSNOWBIKE.TECH LABO(ラボ)ですが、スノースクートのフレームに装置可能です。

AR4フレームなどはリアボードのインサートホールピッチが標準と違うため装着できるかはわかりませんが、出来ても設計上、スクート標準ピッチで設計しているためリアボードが柔らかく撓りすぎてコンセプトと違くなりコンセプト通りに滑れなくなる可能性があります。

スノースクート ARIEL Volley (ボレー)ボード試乗レビュー

SNOWBIKE.TECH ARIEL Volley ボードはフロントボード全長が長くハンマーヘッド形状が特徴です。

フロントボード全長についてはホワイトアローと比べ、数センチ長くなった程度で乗った感じは気になりません。

ハンマーヘッド形状なので滑りや雪面場所、雪面の状態など限定させるのかと思ってましたが、とんでもなく全てを楽しめるボードでビックリしました。

乗り方としてはフロントボードを当て込んでギュインとカービングができてギュインギュイン曲がります。

カービングターンが楽しい!!

そしてフロントボードが長いのに壁あてや地形遊びも楽しく小回りや操作性もとてもいい。

これはフロントボードがハンマーヘッドですがフリースタイル向きのフラットロッカー形状にしているからかもしれません。また最近のボードにしては幅がスリムになっているので、それも影響していると思います。

スノースクーターはフリースタイル好きが多いため、その要素を取り入れたボードだと思われます。

1時間ほどの試乗でしたが楽しくて、さらに乗りこなしてみたくなりました。

スノースクートとしては新たなジャンルになるかもしれません。

来シーズン1番欲しいボードです。

スノースクート専用ボードになります。

試乗したフレームはSNOWBIKE.TECH LABO(ラボ)ですが、スノースクートのフレームに装置可能です。

AR4フレームなどはリアボードのインサートホールピッチが標準と違うため装着できるかはわかりませんが、出来ても設計上、スクート標準ピッチで設計しているためリアボードが柔らかく撓りすぎてコンセプトと違くなりコンセプト通りに滑れなくなる可能性があります。