キリンの風2019-2020

スノースクート・スノーモト ブッシュレスとは

スノースクートやスノーモトでフレームとボードの接続にゴムブッシュを使っています。

純正はゴムの中心をネジを通過させてそのネジで接続するタイプです。スクート・モトを水平な場所に置いて調整しなくてはいけません。

もうひとつはゴムの中心もゴムでゴムの上下ネジで接続します。

簡単に言うと防振ゴムのゴム部分を硬いゴムにスクート・モト用に改良したモデルですね。

また濡れるものなので金属部分もステンレスにしてますね。

純正ブッシュにしても防振タイプにしてもゴムで吸収するため振動は多少なりとも吸収してくれます。

なぜ最近ブッシュレスなのか….

圧雪のカービングでFlexミディアムのボードを使っているとハイスピード時に板に負担がかかって弾かれたりすることは皆さんあると思います。そんな時思うのはもう少しflexを硬い方が良いのではと思います。

そこてハードにしますが結果同じに、、、

なぜだろうか、

ブッシュのゴムに負荷がかかるだけと分かったのです。

Flexは柔らかすぎると緩やかな斜面や低速時のカービングに威力を発揮しますが急斜面やハイスピード時では向いていません。硬いと低速時のカービングが悪くなります。

そこで低速時とハイスピードを両立させるためキャンバーなどでメーカーは工夫しています。

ブッシュレスを使ってみて思うのは、

スーパーフィッシュのリアボードはflexミディアムですが少し柔らかめのミディアムです。それでもハイスピード時も安定して低速時も粘ります。

結果的にはソフトでも良いのではと思ったりします。フロントのスーパーフィッシュはソフトFlexですがハイスピードでも問題はありますが行けます。

特性上フロントはカービングには若干向いてない(シャークボードに比べて)のでシャークボードに変えますがシャークボードのソフトバージョンがあれば考えます。

ただブッシュレスにするには注意が必要でフロントは問題ありませんがスクートフレームの場合純正のインサートホールのままブッシュレスにするとインサートホール位置とテールの有効エッジまでの距離が近すぎるため硬くてボードが撓らずズリズリと粘りません。

スノーモトならそのままのインサートホール位置で大丈夫です。

こちらの記事に記載してますが、私はスクートを改造してスノーモトのインサートホール位置にしてます。

ブッシュレスはメーカーで推進しているものではありませんので、やられる場合は自己責任でお願いします。

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