スノースクートとスノーモト 2013-1014

スノースクート・モト用 オリジナル ブッシュ(自作)

 

スノースクートの標準ブッシュは板とフレームを繋げるために1本のネジで、
をゴムに通してブッシュにしてます。
この標準ブッシュは上下方向はクッション性が非常に良く、衝撃を吸収して
くれるのですが、横や斜め方向には弱いのが弱点です。
実際は平らな所を滑るだけではなく斜面や不整地など荒れた所を滑るので
上下方向だけでなくあらゆる方向に対応するのが理想なのです。

これらに対応するため昨シーズンぐらいから間にネジの通っていないブッシュが
流行り始めていますが、ラインナップの中で、どれがベストなのかは、
まだ分かりません。

間にネジの通っていないブッシュはボードやフレームに優しかったリターンの切り替えしに
反発が得られますので、よりスムーズにターンが出来るのも特徴です。

今のところのデメリットは標準ブッシュは硬度シュアA45ぐらいの柔らかい天然ゴムなので
上下方向の衝撃をある程度吸収しますが、間にネジの通っていないブッシュ場合硬度シュアA65
の合成ゴム(クロロプレンゴム)を使用してるので硬く標準ブッシュに比べると吸収されません
ので衝撃がダイレクトに伝わります。

間にネジの通っていないブッシュのゴムを天然ゴムにして硬度を同じシュアA45にすると
上下方向は良いのですがねじれが大きく生じてしまい不安定になります。

現状は25㎜Φ~35㎜Φぐらいのブッシュが出回っていますが、
25㎜Φだとハードに乗ったとき頼りなく35㎜Φだと硬すぎて衝撃が強い。

最新ボードの購入とともにブッシュを自作してみました。

市販の防振ゴムです。

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25㎜Φでスクート用売られているものより長いゴムの長さ26㎜を選択
硬度シュアA65は、やはり硬い!!

しかし長さがあるので通常よりはクッション性は良いはず。
このままだと長さがある分ねじれが大きくなるので
硬度シュアA50の柔らかいシリコンゴムを巻き付けて
調整したいと思います。

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厚さ1㎜のシリコンゴムを巻き付けて屋外用の収縮可能の強力粘着
フィルムラベルを張り付けてみます。

シリコンゴムの巻き付ける量でねじれを調節してみようと思います。
クロロプレンゴムに比べシリコンゴムは柔らかいのですが、
巻き付けすぎると上下方向の衝撃吸収の妨げになりますので
始めはこれくらいにしてみます。

少し細いのが前ボード用です。

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左はノーマルの標準ブッシュです。

ボードのインサートホールに入れる方を鉄ノコで切って
切った所に防錆剤を塗りました。
赤がカッコいい。

少し高くなった分 倒し込みが楽になるかも。
これで週末にテストランしてみます。

 

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