スノースクートとスノーモト 2013-1014

見えてきたトリニティボードの弱点

 

トリニティーボードの弱点

弱点は無いのでは。オールマウンテンボードとしては弱点は無いと思います。

このボードに乗れば乗るほど、このボードが好きになります。開発者の思いが伝わってくるようで、奥の深いボードです。

特に湿りっ気の多い雪質はオールマウンテン最強です。

北海道や東北地方のサラサラパウダーにはボードが固めなのでフライングフィッシュやオールデイなどの柔らかめの板の方が有利です。

 

極上のオールマイティーボードのトリニティーボードですが、ブッシュを改良しつつ深雪・圧雪バーン・柔らかい不整地・少し固めの不整地・硬い不整地等のいろいろな斜面を試しました。ウエイラーとの比較です。

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深雪・圧雪バーン・柔らかい深雪に近い不整地についてはトリニティの圧勝でしょう。深雪のコントロール性や圧雪バーンのエッジングの良さは言う事ありませんし、柔らかい不整地についてもフロントボードがうまく浮きますので多少のミスも許されます。

少し固めの不整地・硬い不整地ではウエイラーに軍配が若干ですが上がります。これはスキーで言うコブ斜面でコブとコブの間を滑るのは、やはり物理的に細い板の方が有利です。しかしトリニティーもフロントボードが雪面をうまくとらえますのでウエイラーボードに負けてません。

基本的に硬い不整地やコブコブの斜面はスノースクートやスノーモトに向いてませんがウエイラーの方がうまく滑れました。(トリニティーを使いこなしてないかもしれません。)

 

結果としてトリニティーボードは開発にじっくりと時間をかけて作ったボードです。使えば使うほど分かり合えるボードだと思います。ウエイラーも良い板ですので時期によって使い分けると良いかもしれません。

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