キリンの風

スノースクートとスノーモト  フレームの種類と おススメモデル

2024.01.06

これからスノースクートを始める方は、まずフレームで悩みます。

結論から言うとスノースクートの純正 jykkフレームのAシリーズや70シリーズを購入した方がリセールバリューも高く損はないと思います。スノーモトのボードも取付けられるため万能です。(取り付けられないボードもあります)また出会ったらラッキーなフレーム AR ver1とAR ver3でこちらも同様に取り付けられます。リセールバリューはかなり良いです。(取り付けられないボードもあります。)

スノーモトについては、最新のモデルがおススメになります。毎年マイナーチェンジしているのと、最近はボードにあわせてフレームがコンセプト通りに作られているので気に入ったボードがあれば、それに合わせてフレームを買うのが一番良い買い方だと思います。スノーモトはフレームとボードをセットで買うとかなりお得で、安いのも魅力的です。

スノースクートは、中古でも年式によっての違いや種類で分からないことが多くあり、違いも詳しい情報がありません。

そこで、分かりやすくまとめてみました。

細かい部分等と間違っているところもあるかもしれませんが、昔からの流れや種類が分かると思います。

スノースクートフレーム(jykk)

昔はjykk以外にもSUNN社等のフレームがありましたが、あまり必要ない情報なので、省きます。

フレームの種類

styleA、styleG、70(ナナマル)70、

styleR(販売終了)styleF(販売終了)

ショップオリジナルモデルstyleAR(version1~4)

 

中古でたまに見かける販売終了モデル、styleRとstyleFについて

styleR

特徴としてトップチューブが低く、前傾気味のレーサーポジションになります。

もう一つは現行モデルのstyleG同様のワイドデッキでstyleAに比べて4㎝ワイドになりスノーボードブーツも対応できます。ただその分 重量は重くなります。

2011モデル

2012モデルよりフロントのボード取り付け形状がH型からスクエア形状になってます。またパウダーガードが装着されてます。

2013年くらいより販売終了してます。

 

・styleF

2010-2011モデルまでstyleAと同じ設計になってました。

2011-2012モデルより現行モデル同様の4㎝のワイドデッキ化されています。

またstyleR同様に2011-2012モデルよりフロントのボード取り付け形状がH型からスクエア形状になってます。

 

現行モデル

・styleG

2014モデルよりstyleFからマイナーチェンジしてstyleGに

 

 

styleR、F、Gはワイドデッキです。その分 重量は重くなります。

 

・70(ナナマル)

2013-2014モデルより販売開始されました。

ヘッドアングルが起きることでハンドルとの隙間に空間が広がるため、バースピン、テイルウイップなどトリックしやすくなるパークモデル。もちろん圧雪カービングやパウダーランもstyleAなどと同様に滑走できます。ポジションの好みで、styleAと人気を二分するモデル

2014-2015モデルよりフロントのボード取り付け形状がH型からスクエア形状になってます。

 

・styleA

1番人気の最軽量モデル。

2011-2012モデルよりフロントのボード取り付け形状がH型からスクエア形状になってます。

買って間違いなく、リセールバリューが良いのは、間違いなくstyleAです。年々若干の軽量等とマイナーチェンジしてますが、基本的なところは変わってません。

ただ2014-2015モデルから簡易脱着システムSAS搭載し、板を簡単に脱着できるようになりました。シーズン中脱着をあまりしないのであれば問題ありませんが、スキー場で組み立てたり、他のボードに取り換えるのであれば必須になります。

2021年の今シーズンモデルよりデッキがセミワイド化されています。

ちなみに私のはstyleAの2013-2014モデルで、今も問題なく使用してます。

 

・AR

これはトウーレイトスポーツのオリジナルフレームで、ベースはstyleAフレームでstyleRの良いところを組み合わせたモデルで、さらに軽量化してます。現時点でversionが1~4まであります。

AR ver.1

jykkボード取り付けボックスに加えてトウーレイトスポーツ オリジナルボード TORINITY 専用ボックスを通常の8㎝前に加えてます。これによりTORINITYボードの性能をさらに発揮することが出来ます。

AR ver.2

こちらはTORINITY用のボックスが無いARフレームです。

 

AR ver.3

このフレームの特徴はデッキの着け取り外しが可能で、デッキを外して更に軽量化することが出来ます。

TORINITY専用ボックスとなるため、他のボードは取り付け出来ない板もありますので注意が必要です。

 

AR ver.4

テイルパイプもデッキも無い最軽量フレームでTORINITYボード専用フレームです。TORINITYボードTORINITY以外は取り付けできません。デッキは無くウレタンスポンジをつめて、その上に乗ります。

 

ARフレームはどれも少量限定生産です。現在作られていないversionフレームもあります。在庫は、ほぼ完売で無い方が多いです。